起床、6時。晴れ時々くもり。
朝食ぬき。
まありもゆうべなにかお菓子を食べて胃がもたれてるというので。
掃除、洗濯など。
この家のきれいに磨かれし鍋たちがいいだろ俺たちと重なってゐる 河野裕子
午前、翻訳仕事。
もくもくと。
昼食、まありと。
そば粉のガレット。フィリングはトマトソースとパルミジャーノ。
お腹がぐうべこなまありにはボックヴルスト2本。ドイツ風にカレー粉をふってやった。
カリーブルストやね。
ハイネケンをふたりで分けて飲む。
午後、翻訳続き。早い時間にほぼ終了。
明日、推敲予定。
散歩がてらKに。
途中でもぐらの掘った跡を見かける。何年ぶりだろう。こんな街中にもいるんだな。
掘りすすむときの楽しさを思うなり春のもぐらが盛り上げし土 佐佐木幸綱
コーヒーとベリータルト。
ここでもちょっと校正仕事。
さくさく終わらせて買い物など。
夕食、まありと。
いんげん豆ともち豚のカスレー、焼きトマトのマリネ、春菊と生ハムのサラダ、バゲット。
ワインはChateau Pujols 2008。
カスレーはひさしぶりに圧力鍋を使ったけれど、いまいち。
やっぱり時間をかけて煮たものにはかなわない。味の浸潤が弱い。
なにより、まありに指摘されるとか、かなりな敗北感。
ワインはFer種という聞いたことがない品種40%、あとはシラーとか。
ミディアムな辛目、タンニンがやわらかいから魚で合わせていいかも。値段は1000円くらいでCP高い。
七輪でうるめいわしの一夜干しを焼く。
オリーブオイルをかけて、ワインと合わせる。
ついでにパプリカも。
日野草城のこんな句。
火の色の透りそめたる潤目鰯かな
一合を愉しむ潤目鰯かな
レモンハートを飲みながら読書。
新人物往来社『怪奇幻想の文学』第6巻。
フローベールの「ジュリアン聖人伝」ほかイェレミーアス・ゴットヘルフ、デ・ラ・メア、ダンセイニ卿、
アナトール・フランス、ゴトフリート・ケラー、ロセッティ、ラム、マクラウドなど。
岡田温司・編訳『ジョルジョ・モランディの手紙』。
画集と一緒に。
わたしたちが実際に見ているもの以上に、もっと抽象的でもっと非現実的なものは何もない、とわたしは信じています。私たちが人間として対象世界について見ることのできるあらゆるものは、わたしたちがそれを見て理解するようには実際には存在していないということをわたしたちは知っています。もちろん、対象は実在するのですが、それ自体の本来の意味は、わたしたちがそれに付随させているような意味ではありません。コップはコップ、木は木であるということしか、わたしたちは知ることができないのです。
就寝、2時予定。
0 コメント:
コメントを投稿