起床、6時。
午前中は雨が降ったりやんだり、午後から雨はあがる。
早朝、ひさしぶりに散歩。
花水木が終わり、山法師が咲いているのを見かける。
山法師の実は食べれるらしいけど、食べたことがない。
夏ごとに木の暮れまぎれ見過ぐしし花やまばうし白白しろし 鹿児島寿蔵
羽の旅の下に印象山法師 佐久間庭蔦
と、よその家の庭にユキノシタ。冷たい白。
花の名の夏なき庭や雪の下 乙由
つくばひに雨水溢れ鴨足草 柳澤東丁
朝食、まありと。
あじの干物、ゆでわらびと油揚げのお味噌汁、ピーマンのぬか漬け、ごはん。
そろそろと仕事。
昨日の原稿を推敲して脱稿。
校正仕事を2本。
昼食、ひとりで。
かぼちゃとドライトマトの温サラダ、グリンピースと豆乳のスープ。
午後、大ものを10枚。累計130枚。
プロットの見直し。
夕食、まありと。
ラムチョップソテーのにんにく味噌のせ、バター風味の蒸し野菜、
ラディッシュとじゃがいものお味噌汁、たたききゅうり、にんじんのぬか漬け、ごはん。
ビールはアサヒスーパードライ。
ラムはオリーブオイルを塗って塩胡椒はしないで焼く。
焼いた後でにんにく味噌をのせる。
蒸し野菜は玉ねぎ、アスパラ、キャベツ、じゃがいも、かぼちゃ。
発酵バターとちょっとお醤油。ごはんにも合う。
急に思いたって、クリームチーズとプロセスチーズをぬか床に仕込む。
クリームチーズはガーゼでくるんで、プロセスチーズはそのまま。
音楽を聴いたり、読書をしたり。
伊井直行『さして重要でない一日』、
ツァラ(塚原史・訳)『ムッシュー・アンチピリンの宣言』、
長沢栄治『アラブ革命の遺産』、など。
人間という、あの無限で無形の変容体を形成する混沌状態を、人びとはどうやって秩序づけようと望むのだろうか。「汝の隣人を愛せよ」[聖書]という原則は偽善だった。「汝自身を知れ」[ソクラテス]はユートピアだが、偽善よりは受け入れられる。なぜなら、それは意地悪さを含んでいるからだ。情けは無用だ。大虐殺のあとで、浄化された人類という希望がおれたちに残されている。おれはいつも自分のことについて語る。というのも、相手を説得したくないからだ。おれには、他人を自分の流れに引きずりこむ権利はない。おれは自分のあとについてくることを誰にも強制しない。天空の星の層へと矢のように上昇する喜び、あるいは死体と豊かな痙攣が満開の地下の坑道へと下降する悦びを知れば、誰もが自己流に自分の芸術が作れる。鍾乳石と同じことだ。鍾乳石をいたるところで探してみよう。苦痛で拡大したキリスト生誕の馬小屋の中に、野ウサギのように白い天使の眼の中に探してみよう。
ツァラ(塚原史・訳)「ダダ宣言1918」
日本酒、宝剣酒造「寳劔・純米酒」を冷やで。
肴はふろふき大根(昆布だしで)、ひいらぎのお煮つけ、自家製のいかの塩辛、きゅうりの古漬け。
〆にお煮つけでお茶漬けを1杯(2時過ぎ)。
暦のうえでは、5月は夏である。
そろそろ夜も短くなる。
時間に注意深く生きるとしよう。
夏の夜はふけゆくほどやなかるらむ暮るればやがて明くるしののめ 藤原兼宗
就寝、3時予定。
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